坊主が似合わないときの対策5選

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思い切って坊主にしてみたそこのあなた、きっとあまりの似合わなさに愕然としていることだろう。

かくいう私もそうだった。

人生で初めて坊主にしたときは鏡に映った姿を見てそれはそれは後悔したものだ。あまりに似合っていないと感じた。

思い返すとふさふさヘアーのマイルドな印象からオスのたくましい見た目になったことを受け入れられなかったのだった。

股から初めて毛が生えてきたときの、体は大人に向かっているが心は子どものままというアンバランスな心境に似ている。

実は坊主歴10年でもたまに坊主がしっくり来ない日がある。鏡をどんな角度から見てもまるで自分じゃないように感じることがある。

かと思えば、坊主が世界一似合うのではないかというほどしっくり来る日もある。

だから今この瞬間、坊主が似合わなくとも明日にはかっこよく見えるかもしれない。

そのように坊主の浮き沈みをそれなりに経験してきた。もちろん坊主の印象を変える方法も模索してきた。

この記事では坊主が似合わないとい感じた時の対策をご紹介しよう。

1.帽子で坊主を隠す

最も効果が高いのは帽子だ。

当たり前だ。坊主を隠してしまうのだから。

暑さ寒さ対策にもなるため、帽子のひとつやふたつ持っていても損はない。

おすすめの帽子は以下の記事で書いた。1000円程度で買えるベーシックなキャップやニット帽を紹介している。

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2.眉毛をナチュラルに整える

坊主が似合わないと感じる原因のひとつに眉毛がある。眉毛の形がありありと分かるため、目元の印象が大きく左右されるのだ。我々坊主はもう前髪で眉毛を隠すことができないのである。

たかが眉毛と侮ってはいけない。

学生時代の英語の教科書に「人間は眉毛を見るだけで相手の感情を感じ取れる」といった研究が紹介されていたことを覚えている。正確な研究内容は覚えていないが、とにもかくにも眉毛は大事だということだ。

では眉毛をキチッと整えればいいかというとそうでもない。整えすぎるとイキった野球部のようになってしまう。

まずは最低限でいい。

眉間が繋がらないようにしたりボサボサな部分はカットしたりしておこう。

あくまでナチュラルに、不潔にならない程度を目指そう。

3.大きめのメガネをかける

眉毛の手入れをしたうえで、大きなフレームのメガネをおすすめする。

大きなフレームというのがポイントで、フレームで眉毛の一部を隠してしまうのだ。

私は眉毛が吊り上がっており色も薄い。加えて一重のためイカつい印象になりがちだ。眉毛をいくらナチュラルに整えても限界がある。

しかし大きなメガネで眉毛の一部を覆うと厳つさが緩和されてマイルドな印象になる。ついでに眉毛の手入れもサボれる。

コンタクトレンズ派はブルーライトカットのメガネなんかどうだろう?ブルーライトをカットするという目的があるため、「伊達メガネをかけたキザなヤツ」にはならない。

素材は金属系でもプラスチック系でもなんでもいいが、シンプルなものにしておくと良いだろう。

顔の形や髪型からメガネの選び方を指南してくれる記事があるが、そんなものを見るよりメガネ屋に行って試着したほうが早い。

JINSなら入店するハードルが低く、価格も安い。たくさん試着してみよう。

4.ヒゲを生やす

職種によっては難しいだろうがヒゲもおすすめだ。

たしかにイカつい印象になりやすいかもしれないが、良くも悪くも印象を大きく変えてくれる。

ただし本人のキャラクターがヒゲとかけ離れているならおすすめはしない。背伸びをした印象になり、「坊主よりヒゲが似合わない」という話になってしまう。それでは本末転倒だ。

坊主とファッションの記事で書いたように、似合う似合わないは本人の内面との相性が大切だ。外見だけ取り繕ってもコスプレにしかならないのである。

ちなみに私はヒゲを生やしている。

内気な私のキャラクターと合わないのだが、ヒゲを剃らなくていいため楽なのだ。それもまた私らしいということだろう。

ちなみに坊主にしたてのころは中途半端なヒゲしか生えてこず剃るしかなかった。が、まとまったヒゲが生えるようになったため、ここ数年はヒゲ男として生活している。

愛用しているフィリップスのバリカンはヒゲのカットにも対応しているためおすすめだ。

5.毛を長くしてみる

坊主というと頭皮が透けて見えるほどの短さを想像するだろう。

だが自身の雰囲気や、坊主に持つイメージと合わない場合がある。

たとえば7mm程度のある程度刈り込んだ坊主は私のキャラに合わない。顔のパーツのせいか、刈り込みすぎるとオスが出すぎてしまうのだ。もっとラフで、整えすぎない方が私らしい。

そのことに気づいてからフィリップスのバリカンに買い替え毛を2cm前後と長めにするようになった。

すると以前よりはるかにしっくりくるのだ。

オスさが緩和され、やや中性的な印象となった。内面と外見のバランスが良くなった。

坊主が似合わないと後悔するのはまだ早い。今の長さの坊主が似合わないだけかもしれないのだから。

余談だが個人的には2cm程度の少し長めの坊主からスタートすることをおすすめしている。

ハゲは目立つ長さだが、坊主のメリットを受けつつ、直射日光や寒さというデメリットへの対策にもなり、バランスが良いと思うのだ。

坊主歴10年で感じたメリットとデメリット

坊主をやめたい、伸びかけのときは床屋に相談

坊主をやめたくなる時もあるだろう。そんなときは潔く床屋に相談しよう。伸びかけの坊主ほどかっこ悪い髪型はないからだ。

坊主頭に慣れていると今さら床屋に高いお金を払うのは馬鹿らしく感じるだろう。そこで節約のためハサミでセルフカットできないかと悩むかもしれないが、バリカンとハサミではセルフカットの難易度が違う。

特に短髪のセルフカットは粗が目立つ。

坊主にする以前のふさふさ時代、5年ほどハサミでセルフカットしていて慣れている私でも難しい。

韓流アイドル程度の長さがあれば粗は目立たないが、やはり床屋に行くのが無難だろう。

1000円カットなら金銭的な負担は少ないはずだ。

似合わないことも含めて受け入れる

ここで挙げた対策はすべて小手先でしかない。

本当の意味で坊主が似合うようになるには坊主の自分を受け入れるしかない。

髪の毛がなくなってブサイクになった

初めてこんなに短くしたから恥ずかしい

周りから「前の髪型のほうがよかった」と言われた

坊主にして後悔する理由はこんなところだろう。まあ私のことなのだが。

それでも坊主歴は10年を迎えた。

当初の後悔などすっかりどこかへ行ってしまった。坊主であることを受け入れることができたからだ。

しかしなんだ、坊主が似合わないからといって落ち込むことはない。たかが髪型の話だ。

そもそも似合わないと感じているのは本人だけかもしれないし、坊主として生活していれば自然と受け入れることができるだろう。

私なんて髪を伸ばしていた頃のほうが受け入れがたいと感じるほどだ。

それでも受け入れられない人もいるのなら、それは坊主が合わなかったというだけの話だ。なにも深刻な話ではない。

坊主を試せてよかったじゃないか。また伸ばせばいいだけだ。気楽にいこう。

坊主がモテないのではなく、本人の魅力が足りないだけである

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